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旅ゆけば

長年の夢

茂福隆幸

 私事ではありますが、3月末をもって38年間勤めた市役所を退職し、4月から市の第3セクターである会社に勤めることとなりました。旅で例えれば本線から支線に乗り換えと言った感じです。その会社は、今までは駅前の再開発事業による床の管理・運営や、駐車場・駐輪場の経営等を行ってきましたが、今年度からは、市のまちづくりや駅前等のイベントの企画運営を行うこととなり、今までの経験が活かせるみたいで、内心ワクワクしています。

 さて「旅ゆけば…」ですが、昨年の秋に嫁と軽井沢に一泊旅行に行きました。学生時代に行った時とは様変わりしており、新幹線の新しい駅ができ、南側の駅前にはアウトレットができているなど、避暑地というイメージではないように思われました。

 それより興味を持ったのは、環状交差点ラウンドアバウトの六本辻交差点(=左の写真)で、六本の道路がロータリーに合流する道路の構造です。それと無電化された北側の駅前線ですが、市でも新設道路は無電中化に取り組んでおり、景観上、防災上から改めて必要性を感じました。

 また、建物では重要文化財に指定され、木造建具や室内装飾品から明治時代の社交場を思い起こさせる旧三笠ホテル(=右の写真)、高原の中に建ち木造建築の温かみのある軽井沢高原教会、白樺の中に建てられた別荘群などで、昔ながらの避暑地の雰囲気が残り、大変興味深かったです。

 観光地に行っても、38年間まちづくりに携わってきた癖なのか、道路や建物に目が奪われ、長年勤めた市のまちづくりに何か活かせないかを考えてしまいます。

おそらく、今後もその癖は治りそうもありません。


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