私のスケッチ帖44 金田徳藏

「鉄道のある街」 XXIV

嵐電・御室仁和寺駅

 京福電気鉄道北野線・御室仁和寺駅が正式な名称であるこの駅は、大正14年(1925年)京都電燈が経営する嵐山電鉄北野線の御室駅として開業している。北野線は、京都市北区の北野白梅町駅から右京区の帷子ノ辻駅間の3.8㎞に10駅があり、沿線に桜のトンネルや、等持院・龍安寺・妙心寺がある。春・秋の観光シーズンは大いに混雑する路線である。

 世界遺産・仁和寺の山門「仁王門」が駅の対面にあり、門前町である。平成19年(2007年)に駅名を「御室仁和寺駅」に改称された後も、駅名は「驛室御」と、昔ながらの右横書き・旧字体のままである。 今回のスケッチの旅は、阪急「西院」から嵐山本線・北野線で「御室仁和寺」に行き、スケッチの後は、近くの国登録有形文化財である「旧邸御室」を見学。「宇多野駅」から乗車しようとすると、事故があったために電車は不通。結局は「蚕ノ社駅」までの距離を、思わぬ暑い京ノ街の散策ということになってしまった。

 なお、この「私のスケッチ」は10月1日(月)~5日(金)、クリスタ長堀地下街の中2階ギャラリーで開催される「大樹会展」に、前回の潮騒に掲載した「阪堺電車・海道畑駅」と共に出品展示する予定です。


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